志塾第6期座学3回目 | 再生日本21


志塾第6期座学3回目

2011.12.17
志塾第6期、座学3回目を行ないました

スケジュール
12/17(土)
11:00~12:15 「不可能を成功にする成功力」(浜口直太先生)
12:15~12:50 浜口先生とお話しながらのランチ
13:10~15:00 「ひとりひとりが築く新しい社会システム」(加藤秀樹先生)
15:05~17:00 「吉田松陰先生の眼で現代を視る」
           (日髙三仁塾頭・塾生発表・稻田雅彦執行役員)

この写真は楽しそうですが、緊張感張りつめるご講義でした。

加藤秀樹先生のご講義

塾生感想

自分は全体の一部である

第4回志塾は、午前中は浜口直太先生をお招きして「不可能を可能にする成功力」の講義、
午後からは加藤秀樹先生をお招きしての「ひとりひとりが築く新しい社会システム」の講義、
「吉田松陰先生の眼で現代を視る」という切り口で、日高塾頭の発表をはじめ塾生発表、最後に稻田執行役員の講義、
一日だけで短かったものの、大変内容の濃い為になるお話ばかりでした。

浜口直太先生は、御自身の幼少時代からの経験談を交えて、『いかに人がびっくりする様な情熱を持ち続けるか、また、情熱があっても人に伝えていかないと意味がない。
情熱さえあれば、後はいろいろついてくる!』ということを熱く、分かりやすく語られました。
国内外問わず沢山の政財界の方々と交流を持たれているだけあって、大変魅力的な方でした。
特に、高校生時代に学歴は必要かを天下の松下幸之助氏へ尋ねる為に、自宅前で約1週間も張り込んでいらっしゃったお話は大変面白かったと思うと同時に、その情熱の凄さに圧倒されました。とても自分には出来ないと思いました。
改めて、『人』を動かすのは、『人』なんだと思い知らされました。
浜口先生の情熱・行動力に全く足元にも及びませんが、少しでも近づける様に日々努力したいと思います。

加藤秀樹先生は、話される言葉ひとつひとつに大変重みがあり、
社会の関わりの中で、『自分は何をして行動するのか?』の問いを講義中、常にひとりひとりに投げかけられ、考えさせられました。
物腰は静かな方ですが、貫禄があり、講義中、緊張のしっぱなしでした。鋭い観点をお持ちで、物凄く頭の切れる方でした。

心に残ったお話の一つに「ネットワーク」の意味があります。
よく、ネットワークの必要性を問われるが、ネットワークとはとても軽々しいものではなく、
異業種交流会でいくら名刺が溜まっても、また一度ご飯を食べたくらいでも全く意味をなさない。知人とは言えない。
自分が苦労して何かをやり続ける事がとても大事で、
人が自分を見て、何かあったら力になりたいと思ってもらえるようになること、力になってくれることがあってこそ、初めてネットワークが築かれたと言える。
厳しいお言葉ですが、鋭いご指摘だと思いました。

また、加藤先生は原発問題に伴う放射線問題で、よくテレビで子供を立てに食物の事を心配する母親が映るがエゴむき出しで極まりないと大変御立腹されていらっしゃいました。
原発を作ったのは、そういう国会議員を投票で選んだ国民の責任。
全員が被害者であると同時に加害者でもあるという意識を持たないと、放射線問題は一向に解決しない。
お金は払うがリスクはあっちという考えではダメ。
先生のお話を拝聴しながら、物事は断片的に捉えてはならないと大変反省させられました。
震災・原発問題を含め、マスコミを通して国民は振り回され洗脳され、あまりにも過剰反応し過ぎていると思います。
自分さえよければいいというエゴが問題を更に複雑化していると思います。
『自分は全体の一部である』という認識を常に持つことがとても大事だということを教えていただきました。
加藤先生は、鋭い観点を沢山の例を挙げながら私にでも分かる様に教えて下さいました。
今まで、断片的にしか物事を見ていなかったので、視野を広く持って生活に活かしたいと思います。

日高塾頭の講義は、橋本大阪新市長が知事時代から維新の会で提唱する「大阪都構想」の問題点をさまざまな切り口から話されました。
特に、マスコミでは大阪府知事時代に一般会計決算黒字に成功して借金を減らした、大改革をしたと断片的に言われがちですが、
大阪市と大阪府の財政状況の表で見ると、大阪府の臨時財政対策債発行額は在任中年度を増すごとに凄い勢いで増え続けているのが一目瞭然で、
いかにまやかしの政治であるかが分かります。
日高塾頭のお話を通して、ここでも物事は断片的に見るのではなく、総合的に見ないといけないと思いました。

稻田執行役員の講義は、国のあり方が問われる円高対策についてで、
スイス・韓国は為替政策を取っているのに、日本は全く手を打っていないという現状を大変分かりやすく教えていただきました。
円高が続くこともあり、じわじわと製造業をはじめ、さまざまな企業が海外へ拠点を移しつつあり、
日本のものづくり基盤の崩壊が既に始まっているのに、国は全く無策でアメリカのいいなり状態だという現状を改めて知りました。
「為替は国力のある政策で決まる」というキーワードがとても印象的で、
今こそ強い日本というイメージを打ち出さないと、日本は立ち直れないくらいの打撃を受けるのではないかと、お話を拝聴しながら大変危機感を持ちました。
また、「ミセス・ワタナベ」と日本の個人FX投資家が俗称されるように、日本のFX取引高は世界全体の40%も占めるという現状を知り唖然としました。
バーチャルの世界で、金融が簡単に動いてしまうという悲しい現実も知ることが出来ました。
ここでも、加藤先生が言われている自分は全体の一部であるという考えが全く意識されていない結果だということが、稻田執行役員のお話しを拝聴しながら思いました。

諸先生方の貴重なお話を生活の場で活かしながら、『自分は全体の一部である』という意識で物事をトータルで考える様に日々努力したいと思います。
諸先生方、どうもありがとうございました。

(横井恭子)


痛みなくして改革はあり得ない

12月志塾も実りあるものとなった。

午前中の浜口先生の講義では「不可能を可能にする成功力」というテーマで浜口先生の体験談を聞かせて頂いたが、
学習障害というご自分のハンディを乗り越える知恵でこれまでの人生を歩んでいらっしゃることを知り、目から鱗が落ちるような感覚だった。
お金がない中、ベトナム難民の悩み相談をしたというお話は、「仕事とはなんぞや」という部分に繋がる話であると思うし、
吉田松陰の説く「至誠を尽くす」にも通ずるものがあると感じた。

午後の加藤先生の講義では課題図書の「ひとりひとりが築く新しい社会システム」を基に現在の情勢を踏まえて噛み砕いた内容の講義だった。
出だしから張りつめた空気に緊張感が満ちていたが、とても気持ちの良い講義だと思った。
原発事故の問題を引き合いに『原則論』の話をされていたが、冷静に自分の問題として捉えられない国民がいることが日本の現状を表していると感じた。
私自身、福島関連の支援活動をしているのも、そもそものきっかけは関東圏の自分達が電気を使っているのに、
直接の被害を受けているのは福島の人達であることに罪悪感を感じ「何もしないわけにはいかない」と思ったことが理由の一つとしてある。
民主主義のシステムに沿って政府や行政が運営されている以上、やはり我々も「知らなかった」で済まされる問題ではなく、
また知らなくても加わっていた以上、責任は一人一人にあると強く感じた。
直接の被害を受けている福島県の方々には酷な話だが、全員が加害者であり被害者である、という認識が冷静にできなければ今後の前進が難しいように思う。
また、これは福島第一原発事故だけの話ではなく、日本が抱えている問題の大部分がそこに行き着くのではないかと考える。
消費税増税も然り、社会保障問題も然り、それぞれの立場で主張するのは必要だが、最終的には全員が痛み分けをするしかない。
痛みなくして改革はあり得ない。

(平田誉典)

 

プライベート×100人はパブリックではない

浜口先生の「不可能を可能にする成功力」の講義では、情熱と圧倒的努力が大事とご自身の体験から面白く話され、私は勇気を貰いました。
加藤先生の講義では、原理原則を解ること。全体の事を考える。プライベートx100人は、パブリックではないとの話が、印象的でした。
稻田事務局長の講義では、世界のFX市場の40パーセントが日本人で、楽してお金儲けをしようとしてるとの事が円高の原因の一つとの話がありました。
自分が何をしてるかわかってない人が沢山いるのは、やはり子供の頃からの教育がなされてないからと思います。
今回の講義も参加させていただき、得ることが、多くよかったと思いました。有難うございました。

(吉原齢子)

 
 
 
 
 

 

「情熱」の大切さを明るく楽しく語られました。

浜口直太先生のご講義

 

重い話を聴いているというより笑い話を聴いているよう

12月志塾で、浜口先生と加藤先生の講義を受けました。午前と午後で対照的な講義だったなと思います。

浜口先生の話は明るく、浜田先生の話すときのテンションも相まって講義は笑いが良く出てくる講義でした。
私が感じた講義の解釈としては、人間どんな時でも挑んでみればどうにかなるということです。
講義としては辛かった時期の話を聞いているはずなのに、浜田先生が明るくてしょうがないから、
重い話を聴いている、または講義を受けているというよりも笑い話を聴いているような感じがして、
いつの間にか終了の時間が来てしまい、
時間を気にしていなかったとはいえ驚いてしまいました。

加藤先生の講義は午前中の講義と反対に緊張感がある講義でした。
緊張し過ぎて加藤先生が尋ねられた問いに対して私の答えはしどろもどろになったり、考え過ぎて変な回答をしてしまったりしてしまいましたが、
加藤先生はちょっと笑って、私が提出していたレポートから聞いてくれたりしたので助かりました。

(甲斐智明)

 

「情熱」を持っている人が成功する

浜口先生の話は印象的で、元気が出てきました。
頭の良い人、学歴が良い人が成功するのではなく、「情熱」を持っている人が成功すると言うのが心に残りました。
僕も「情熱」を持ち続け前にすすんでいこうと思いました。

質疑の時間では稻田さんの「どうしたら雇用が増えるのか?」という質問に答えられなかったけれど、その答えを今後勉強していこうと思いました。
雇用を創出できれば、派遣村で過ごす人びともいなくなるのにと思います。
今まさに人ごとでは無く、私たち世代が抱えて行く問題。
過去を悔いてももう戻らないので、今できる最善策をとり続けるしか有りません。

(田宮大輝 ※高校3年生です)

 

情熱が執念につながり、執念は圧倒的努力につながる

浜口先生のお話しでもっとも印象に残りましたのは、
「情熱が執念につながり、執念は圧倒的努力につながる」
というお話しでした。
浜口先生の人生、また人間力はすごいと思いました。

午後は、加藤先生に講義していただきました。
テーマは「ひとりひとりが築く新しい社会システム」でした。
加藤先生のお話しでもっとも印象に残りましたお話しは、
「自分の事も考える中で全体の事も考える」というお言葉でした。

浜口先生、加藤先生、ありがとうございました。

(段村和寛)

 

ひとりひとりが足元で何かをやる中で講義を聴くこと

加藤先生の講義。2年目ということもあり、改めて提起されている問題の根っこの深さが分かった。
全体との関わりは、実は大きすぎてよほどレベルの高い人間でないと理解できない。また、見えないと言ったほうがいいと思う。
やはり、ひとりひとりが足元で何かをやる中で、講義を聴くことだろう。今回はこれが少し見えてきた。
自分としては、地方自治のさらに核となる単位での自治、
イメージとしては小学校区単位くらいの細かな自治組織を国の基本に据えることではないかという結論に至り始めている。
法律的にもきちんとした権限と義務をもった自治組織。規模としては2000人から10000人くらいのものを想定。基礎自治体の運営にもかかわる代表者も何らかの選挙で選ぶ。
ひとりひとりが作る新しい社会とは、ひとりひとりが日常的に社会に、行政に、政治にかかわる社会だと思う。

(塾頭 日髙三仁)