平成25年度第5回志塾「福島に行って交流しよう!」 | 再生日本21


平成25年度第5回志塾「福島に行って交流しよう!」

11/9(土)、平成25年度第5回志塾として、
「福島に行って交流しよう!」 を行ないました。

マスメディアやネットにはない「福島」がここにはある

今年度第5回目の「志塾」です。
場所は揚津――福島会津の山奥にある人口130人くらいの過疎集落です。
この集落では震災前から棚田オーナー制度を始め、
都会の人たちとの交流を通じて
手作りの村興しを行なっています。
「志塾」でも昨年から(稻田個人としては震災の前年から)、
この活動に参加させてもらっています。

今回は、蕎麦打ち・餅つきの収穫祭!
稻田は蕎麦好きです。
会社のある神田界隈にも有名なお店はいくつもありますし、
仲間内で信州蕎麦旅に行ったこともあります。
しかし!
この揚津での打ち立て・茹で立て蕎麦に優る蕎麦はない!
と個人的には思っています。

自分たちで育てた蕎麦を、
地元の名人に教えてもらいながら、
自分たちで打って、すぐ茹でて食べる。
最近はこういう食について、
よく「本当の贅沢」などという言い方をしますが、
「地域と自然と共に生きる当たり前のありがたさ」というような表現の方が
ピッタリくる気がします。

この集落の活動は、今年「農林水産大臣賞」を受賞しました!
「福島」に関しては
相変わらずマイナスイメージの情報が多いですが、
逆風なんぞどこ吹く風で着実に村興しを進めている
こういう集落もちゃんとあるのです。

(稻田雅彦)

 
 
 
 
 

 

揚津のますますの発展を祈念して乾杯!

参加者感想(一部のみ抜粋)

お母ちゃんたちの手作り料理とお酒、さらにおそばとお餅で、参加者は皆笑顔

11月の揚津の山々は黄色や赤に色づき、燃えるような紅葉の真っ盛りである。
空気は澄み、ひんやりしていた。
遠くの山々も初冬の朝日を浴びて輝くように美しい景色である。
ほぼ定刻に収穫祭開会式は和やかに始まる。

開会式が終わると早速、私たちは“そば打ち”の活動に入った。
そばを捏ねること、丸棒を使って延ばすこと、
そば包丁と押さえの板を使って、おそばを切ること……
これが私たちの体験する内容だ。
昨年少しばかりやったとは言え、
失敗するのが怖くて、堂々と大胆にすることができない。
“皆で食うそばを、食えないそばにしてしまったらどうしよう”
という不安に支配され、大変緊張をした。
そばは、上手く延びずに、千切れてしまい、
先生に助けていただくこと度々である。
包丁で切る段階に進むと、包丁と押さえの板の動きがぎこちなくて、
太かったり、もっと太かったり、極端に細かったり、おそばの形が揃わない。
難しいと思うと益々上手くいかない。
度々先生に手を入れていただき、何とか私たちの食べるおそばが出来上がった。

外に出て、おばちゃんにおそばを湯がいていただき、
お椀に入れていただいたおそばに、汁と薬味を入れていただく。
“美味ーい”“会津のおそばは日本一美味い”と
口をそろえて叫んだ。
“こんなに美味いそばを食ったら、ラーメンなんぞ食べる気がしない”と
横尾力男氏は言う。
もちろんお代わりをした。
食感、味、香りが良い。
お汁も薬味も良い。
打ち立てだからだろうか?
自分たちの切ったそばだからだろうか?

続いて、餅つき。
小さい頃から慣れているので、リラックスして行なえた。
搗き立ての納豆餅は美味かった。手作り納豆、私は初めて食べた。
おそばもお餅もたくさん食べて、いい気持ちになった。

続く室内での玄米引き渡し式では、ご当地の偉い方々がお出でになり、挨拶をされ、
賑やかに宴会が始まった。
私たちの参加したグリーンツーリズム棚田オーナー交流事業は、
農林水産大臣賞を頂いた。
国から大きく評価されたとのこと。

お母ちゃんたちの手作り料理とお酒、さらにおそばとお餅で、参加者は皆笑顔。
参加者は、米作り、野菜作り、収穫、本日のおそば作り、餅つきなど
たくさんお世話になった揚津の村の方々と膝を交えて会話が弾んだ。
収穫祭の一日は、大変に和やかであった。
そこで一首(ダメもと精神で)
『そば美味し 母ちゃん料理に 舌つづみ 揚津の里は 紅葉盛り』

(小山嘉治)

棚田オーナーを代表して1年の恵みを受け取る小山さん

棚田オーナーを代表して1年の恵みを受け取る小山さん

感想その1   今の日本人が忘れてる場所or昔の日本人が生きている場所

揚津。

今の日本人が忘れてる場所
もしくは
昔の日本人が生きている場所。

そんなふうに感じました。

今の私たちが口にするのは

清潔な野菜
清潔な食材
清潔な包装
清潔な食卓

清潔なのはいいけど、忘れてない?

清潔とキレイは違う。

キレイな汚れ(化学肥料とか)のない土で育った野菜。
そう、清潔な野菜はキレイな土で育つんだということ。

当然の事を忘れてる現代に
人も食べ物も土も空気も
キレイな揚津。

いびつな形の野菜、結構。
ちょっと土のついた野菜、結構。

それが人間でしょ。

無菌室で育ってる現代人は、だから身体が弱いのかも。
私も含め(^_^;)

もう一度、揚津という村を
見直してみたらどうだろう、と
思います。

(三宅百合子)

採れたドー!

採れたドー!

自然の豊かさ・食の旨さ・集いの温かさ、そして何より郷土愛

揚津の皆様のおもてなしのまごころに感動しました。

味噌作り。ソバ打ち。餅つき。米作りに野菜作り……。
味噌もソバもよく食しますが、作るのはやったことも無ければ見たことすら無い。
作ってみて初めてその難しさや手間が身に沁みました。
それから田畑で土と戯れることも滅多に出来ない貴重な体験でした。
土を触っていると、不思議とこころが落ち着きました。
揚津の人達に教わりながら体験する子供たちの活き活きとしている様が、また素晴らしく楽しいのです。

揚津で一番の楽しみは、ママさん達のつくる手料理を揚津のみなさんと一緒にいただくことでした。
料理が何と言っても素朴な味わいで美味しいのです!
そして土地の人達が集まってゲストと共に和気藹々と食事をする光景……。
そこに何とも言えない美しさがありました。

十年前に四国遍路をした際にも、
四国山間部の集落でご近所が集まってお茶をしたり、数珠回しをしたりする中に混ぜてもらった時、
何とも言えない暖かみが印象深かったのを思い出しました。
私自身、地元にいた時すら、そういう集いを味わったことは殆どありませんでしたが、
遥か遠く懐かしいものようにも感じられました。

揚津の魅力とは……自然の豊かさ、食の旨さ、集いの暖かさ。
そして何より揚津の人々の、ふるさと揚津に対する郷土愛。

(横尾桂一)

名人・上野さんに蕎麦粉のこね方を教わる

名人・上野さんに蕎麦粉のこね方を教わる

感想その2   もともとの人間の姿

初めての稲刈り
さで掛け
蕎麦打ち
餅つき
小豆の振り分け

私には当たり前の事じゃない日常も
揚津では日常なんだなー

でもこれが、
この生活が
もともと人間の姿なんだよね。

大切にしないとあかんやん。

(三宅百合子)

延ばす!(真剣な表情)

延ばす!(真剣な表情)

いつも美味しく、食べ過ぎてしまう

11月9日の集合時間に合わせるため、王子駅から会津若松行きの夜行バスに乗り込み、朝5時、若松に着きました。
日の出前なので若松駅の待合室で明るくなるのを待ちました。
太陽が昇ると、快晴のため寒さが少し緩んできました。
9時過ぎ、無事小山さんにピックアップしてもらい揚津に向かいました。
とても良い天気で磐梯山がとてもきれいでした。

収穫祭に参加するのは初めてです。
肉体労働はないだろうと油断していましたが、40年ぶりの餅つきは、ちょっと疲れました。情けない。
そば打ちは12、3年前に埼玉県の秩父で体験して以来です。うまくできないけれど、味は旨い。
そして、揚津に婦人部のみなさんの料理。いつもいつもおいしく、食べ過ぎますが、今回もそうでした。
揚津に行って本当によかった、と思っています。

(高見裕二)

切る!

切る!

人の温かさ感じる交流事業

喜多方といえばラーメンというイメージしかありませんでしたが、
今回、自然の美しさ、蕎麦、日本酒の美味しさを初めて知ることができました。
義父の出身が相馬市で浜通りのことはある程度理解していましたが、
会津地方についての認識はほとんどなく、
今回の交流事業で、少しではありますが会津地方の一部を理解することができました。
そして、揚津の人々の温かさを感じる交流事業でありました。
本当にありがとうございました。

(横尾力男)

餅つき!

餅つき!