再生日本21とは | 再生日本21


再生日本21とは

戦後最大の転換点ともいうべきバブル崩壊からついに15年が経ちました。ここ1、2年、多少は景気も回復し、ようやく株価も上昇してきました。
私たちのこの日本は今、不思議な安寧の中にいます。

しかし、私たちはこのまま世界一の生活を享受し続けることができるのでしょうか。答えはノーです。

実は景気がどうこうという次元をはるかに超えた重大な問題が巨大な津波のように私たちに迫っています。
その最大のものが日本の国家破産という問題です。

この15年の間に日本国政府はそれまで以上に莫大な借金を積み重ねました。2004年度の1年間でみると、国の借金だけで78兆円も増えるという惨状です。
ついに日本国全体の借金の総額は1000兆円を超えてしまいました。
歴史を振り返ってもあまりにも巨額であり、おそらく数年以内にこの国の財政は完璧に破たんし、年金や医療システムなども機能しなくなる可能性が非常に高いといえます。

しかも、この財政悪化はじわじわと進行しているために、国民の多くがこの破滅的状況に気付いていません。しかも、政治家や官僚は利権や保身にばかり心を奪われ、自分の選挙区や自分の目の前の予算しか見ようとしません。真に国を思い、国全体の問題点を把握し、それを解決しようという志も発想もまったく持っていません。

日本の問題が国の財政赤字というだけならまだ救いもあります。しかし、今や日本人の健康、マナー、そして本来日本人が持っていた潔さといったものはどんどん失われ、私たち日本人は人間としても生物としてもその質が劣化しています。
そして、一番の問題は、日本の国家戦略や日本人としての理念、志といった根源的な指針が失われてしまったということです。

また、21世紀に入り、これまで私たちに大きな果実をもたらしてくれた西洋近代文明に異変が生じています。
天候異変や環境汚染など地球上のいたるところでさまざまな弊害や矛盾が噴出してきているのです。これらの問題が複合的に絡み合い、私たちに巨大な問題を投げかけ始めているというのが21世紀の実相といってよいでしょう。私たち人類は今、人間としてのあり方や生き方そのものをも問われているのです。

バブル崩壊から15年。私たちの日本という国はいったい何をやってきたのでしょうか。確かにこの1、2年、景気も多少は回復してきました。
しかし、ツケの先送り体質は相変わらずです。一つの組織あるいはシステムというものは30年が限界といわれています。
どんなに優良な企業も、どんなに優れた組織やシステムであっても30年も経つと古くなり機能不全を起こします。そこで革命的というほどの大改革をやらなければ次の段階に進むことはできないのです。

政治システムにいたっては30年どころではありません。
明治維新以降百数十年もの間、この国の官僚主導による中央集権システムは基本的に変わっていません。

また、公教育についても、そのシステムは機能を大きく低下させています。
親の教育が悪いという面もありますが、学校によっては学級崩壊が進み、社会生活を営む上で最低限のことが教育できていないという現実があります。
将来の日本国を担う子供、若者をきちんと教育し、しつけることができないということは、将来の日本が取り返しのつかない事態に陥るということを暗示しています。

そこで、私は「この日本に必要なのはもはや改革ではない。革命と再生だ」と考えるに至りました。
つまり、明治維新に匹敵するような革命が必要だということです。

政治家も、官僚も、大企業に頼んでも、誰も助けてくれません。誰かが日本を変えてくれるのを待っていても、何も変わりません。
それならば、自分たちで何か新しいものをつくらざるを得ません。
つまり今こそ誰かが旗を立て、実行しなければならない時期にきています。

自浄作用を失って進むべき方向さえも見失ったこの国のため、明治維新のような革命をもう一度現代に再現する必要性を痛感し、私は情報商社「第二海援隊」を立ち上げました。
そしてこの十数年、自分なりに精力的に活動してきました。
本を書き、多くの人達と話し、世界中を見て回りました。
その結果私が感じたのは、日本人に足りないものがあるということです。
それこそ、「志」、「本物の情報」、そして「師となりうる人材」です。
そうしたものがあれば、日本を再生できるはずです。

そこで、私はこの度「再生日本21」という組織を立ち上げることにしました。
日本の将来を憂い、高い志と勇気を持って、日本を本気で変革したいと考えている人たちを集い、日本の変革を実行するのが目的です。

再生日本21の事業スキーム


「再生日本21」では、まず、日本初の本格的なシンクタンクを立ち上げます。本物のシンクタンクとして、日本の長期的な国家戦略など「日本をどうするのか?」を提言していくつもりです。
さらに、インターネットを活用して重要情報や政策提言などを発信し、また議論を行ないます。
参加者数はそれほど多くなくても、日本を変えていきたいという志のある、影響力のある人たちの力を集めて、質の高い場が作れればよいと考えています。

そして、このプロジェクトの最大の目的は、将来の日本を担う人材の育成です。私たちがどうやってこの時代を生き残り、次の時代を創っていくかが問われています。
いまの政府の中にはいない在野の人たちが立ち上がり、新しい時代を築かなければなりません。

もっとはっきり言いましょう。このプロジェクトを通じて私がやりたいと思っていることは、この日本に第二の坂本龍馬を10名ほど輩出したいということです。
もちろんそのようなことは一朝一夕にはできません。20、30年かけて日本を根本から再生していきたいと思います。

これは壮大なプロジェクトであり私一人の力では到底できることではありません。
皆さまの貴重なお力をお貸し頂き、結集して、日本の将来のために少しでも前進できるようご支援、ご協力を賜りたく存じます。

浅井 隆